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窓学について

「窓学」とは、YKK APが2007年に開始した「窓は文明であり、文化である」の思想のもと窓を学問として多角的に研究する活動です。窓を歴史的、文化的に位置づけ、その新たな可能性や魅力を提示することで、よりよい建築、都市、社会づくりに貢献することをめざして活動しています。

「窓学」は、総合監修に東北大学五十嵐太郎氏を迎え、国内外の大学・有識者と協働し、その研究成果を積み重ねてまいりました。この10年間で、計17の大学および研究機関、のべ55名の研究者、建築家、アーティストの方々に、分野の垣根を超えてご参加いただき、50を超える窓の多様なテーマについて研究を行いました。

「窓学」の成果は、国内外での出版、展覧会や研究会の開催などを通して社会に共有されるとともに、窓の価値や可能性を独自に発信しています。2014年には、家具やデザイン分野における世界最大規模の国際見本市、ミラノサローネへアトリエ・ワンと共に出展、ミラノ大学にて、「窓学」を基にした窓のインスタレーションと研究成果を展示しました。

窓研究所について

「窓学」の研究活動を行う組織として2013年に創設されました。専門役員の山本絹子所長を中心に、約10名のスタッフで構成され、研究者・建築家とともに窓をアカデミックな視点から調査・研究しています。